2011年8月6日土曜日

プローラに想いを馳せて。

クレタ島を後にして、もう2週間が経ちました。
クレタ人はいつも別れ際がクールで、大声でさよならなどとは言わず、黙って、もしくは呟くように別れの言葉を言って、そっとその場を去ります。
私達もその作法に習い、大げさな別れなど言わず「そっと」出国しました。またすぐに帰ってくると言う意味も含めて。

日本に帰ってきてすぐの週明けには大使館に必要書類の問い合わせを行い、現在は書類集めを行っている所です。
これから始めるプローラ村でのフリースクール、これを遅らす訳にはゆきません。
冬場には私だけでも戻り、夏のオープンに向けて準備を進めるつもりです。


これが教室になる大部屋。


そしてもう宿泊施設としても使用可能になりましたのでギリシアに戻り次第、宿泊客の受け入れも始めます。
詳しい情報はまた後ほどに・・・!

今回は仲の雰囲気を少しだけ見せましょう。

2階の大部屋。


ここで寝ると悪夢を見る事はないです。

2011年7月14日木曜日

最近のガイアグリースの動き。



ガイアグリースのドアの取っ手を作ってくれている、向かいに住む好々爺、ステディ。木に対して深い理解があり、カッツーナ(杖)を作る職人でもあります。


さて。現在報告する事が2つあります。

まずはガイアグリースの活動第一弾として村の子供達を集めて学校を開くこととなりました。
これから大人になっていく子供達に、環境への深い理解を持ってもらうため、小さな内に環境について学ぶ事は大事だという代表神田英の考えに村の人は多いに賛成してくれ、現在様々な人が力をかしてくれています。杖職人、ステディもその一人。クレタのインターネットニュースの記者も先日、取材に来ました。
クレタは夏場雨が降らない事とアフリカからシロッコと呼ばれる大陸風が吹く事から太陽光、風力などの自然エネルギー発電が豊富に見られます。自然と共存して行く為にも環境に対する理解は必要です。ここクレタから新たな環境活動家が生まれる事を願って。



応援してくれている教授のマノーリと農夫ヤニー。



もう一つの報告はビザの関係で、私達は一度ギリシアを離れなければいけません。
現在学校設立の大事な時期なので次回は長期滞在ビザを取ってこちらに戻って、活動に専念出来るよう必要な書類を集めている所です。
何故帰らなければいけないのかと泣いて別れを惜しむ人もいる程、こちらで神田英の活動は広く支持を得ています。学校の開校はすこし先になりますが、今回様々な協力者が増えた事は何にも代え難い私達の財産です。
帰国まであと少し、クレタの皆さんとは少しだけ、お別れです。

なおこの日記では継続してクレタ島に戻るまでの経過を書き綴ります。

2011年6月23日木曜日

ガイアグリース、工事の報告。

ガイアグリース、工事は着々進行中でーす。
多分、すっごいの出来ます。

現在、クレタ島にも昔ながらの石の家は少なくなってきて、これは結構昔ながらのやり方なんで凄い手間がかかってます。
京都の町家と同じ状況です。

近日、オープンです!

ここが管理人部屋。



セメントを運ぶアーリ。



ソバ(左官)職人デミトリー。

ここ、プローラは静かな村。
人々の付き合いがこの村の見所です。

そして、近隣村々のカフェーニオン(村の社交場)は鼻血が出る程面白く、味があります。
じーさんばっかりのカフェーニオン、若者が集まるカフェーニオンなど、様々。

クレタ島の遊び方はひと味違いますよ。

2011年6月13日月曜日

近状報告。

最近時間のある時は近くの村に出かけいろんな人と話し、活動仲間を増やしていってます。
仲間を増やす事、それはとても難しくそしてとても大事。





でもとても楽しく、やりがいが一番あることでもあります。


こちらヨーロッパでも気候がだいぶ狂って来ております。
今年はとくに酷いそうです。
例えるなら、沖縄より北海道の方が暑い日が続いている、そんな感じです。


気候変動の速度が速くなっている、僕もがんばらないとなー、と考え事をしていた僕の前に現れた天使。


守護天使:ヒゲ美女。

ヒゲのセンス良過ぎ。

2011年6月2日木曜日

親戚の集まりに呼ばれまして。

その時の写真です。
みなさん本当に良く話しよく食べます。


親子でグルグル子羊の丸焼き。
いい匂いだー。


老いも若きもみんなこゆい顔。親戚なんがよー分かります。



この子は多分将来有望間違いなしだと思ったので、よく遊んで僕の顔覚えてもらいました。

満腹!

2011年5月27日金曜日

クレタでも土方仕事。

今日は、水道工事をします。

写真の奥ではにかむネロマストラ(水道工職人)・メハニ。
僕はただ穴を掘りつづける。

しかし職人メハニは「あれを忘れた」「あれをとってくる」等、すぐ車でどこかに消え、仕事も自由奔放。

他の職人もそうだが時間とか、仕事の約束とか気にしてはいない。
最高の効率を求めるマッキンゼー社とは地で逆をひた走るクレタ島の職人達。

彼らはお金より自由を愛して今日も楽しく過ごしている。




毎日仕事を見に来るじーちゃん。
年齢、名前未だ不詳。

2011年5月23日月曜日

私の好きな坂。


どこまでも降りて行きたくなる様な「下り坂」。



心そそられる、小さな路地の「上り坂」。



なんでこんなとこに!と思わず唸る「まさか」。


・・・プローラ村は今日もいい天気です。

2011年5月20日金曜日

僕の好きなマタラ。


そう、海岸から海に突き出た穴だらけの岩。
昔ここに人が棲みついていたと言う。

そして反対側には

酒場がびっしり。
ハイシーズンには観光客でビッチビチになるので、今ぐらいが丁度、良い。


そして。

あー夕日はいつ見てもディ・モート ベネ!(非常にいい!)

2011年5月16日月曜日

クレタ島/ちょこっと紹介


メロンベス
高地にある静かな村からの一枚。Good。












名も無き村(あるのはあるが)の行き止まり。哀愁が漂う。











近くの村のカフェーニオン。この町は夕日を見る為に崖沿いにに作られたのだと信じている。

2011年5月14日土曜日

日本を出てはや19日。

GAEAGREECE、工事は順調です。




昨日イリヤコがついたので、19日ぶりに熱いシャワーが浴びられる。オレア!
昨日までは冷たい水のシャワーだった。ちなみにちーさんは22年たって初めて熱いシャワーを浴びたわい、ははは、と笑っていた。




これがイリヤコ。太陽のちからで熱い湯を出してくれる。



工事を見に来た近所のじーさん。(年齢不詳、日本語で話すと何故か通じる。)