2013年1月23日水曜日

【イベント報告】ルーク・ハンコック スライドショウ

さてさて、だいぶとカフェガイアの日曜イベントとして定着してきた、少し賢くなれるイベント、【スライドショウ】。

今回はルーク・ハンコックという方がゲストスピーカーでした。そのテーマは?
「あなたの人生を豊かにするシンクロニシティー(意味ある偶然の一致)

おっと、今回は随分学術的なテーマですね。
一体どんな様子で進んで行ったのでしょうか。


奥に居るのがルーク。そして横に居るのが通訳のアヤちゃん
彼の奥さんです。

さて彼は話し始めます。最初に話したのは世界で起こった奇妙な“シンクロニシティ”。
それは想像以上に、そして世界中至る所で起きているみたいです。






彼は シンクロニシティについて、様々な角度から話します。本当に、実体験から学者の研究まで、幅広い知識と経験でそれらを語ってくれました。
とてもここには書ききれません。

まぁそんな中、これは面白いな!と、個人的に思った事がありましたのでそれを載せておきます。
彼はこう喋りました。

「先住民の伝統ではシンクロニシティーは正しい道への証言だと見なします。そのようにあなた自身にも重ねてみることができるかもしれません。正しい道に進んでいるときはシンクロニシティーが起こります。逆に悪い方向に進んでいる時はシンクロニシティーが起こらなくなります。

へぇ!でも判る気がしますね。(私だけですか?)


























彼の話はとても素晴らしく、そして通訳がまた更に良かったのでここにいた人はほとんど彼の話に入って行くことが出来ました。
今まで行ったスライドショウの中で、今回が一番アカデミックな内容でしたね。

うん、ルーク、アヤちゃん、どうもありがとう!!

入り乱れる国籍。平和である。

いやー毎回いろんな話をしてくれますね、ゲストの多様さと気軽に来れる感じがとても好きです。

さて。宣伝ではないですが、次回、なんと、私、千早がゲストスピーカーとして、ギリシャでのプロジェクトや向こうでの面白いエピソードなどを喋りまぁーす!!

えー、喋れんのかとか思ってる方も多いでしょうが、えぇ、喋りますとも。堂々と。
・・・まぁ。今回は、もうすぐ私もギリシャに行かねばならないので、色々伝えたい事もあるんです。
是非聞きにきて下さいねー!

月一回(不定期) カフェガイアの日曜イベント【スライドショウ】、これからも盛り上がって行きましょう。

では、SEE YOU SOON...






2013年1月19日土曜日

GAEA研究会【環境とゲーム】


【ゲームを通して環境問題を知る!?】
環境問題はとても難解な問題です。
関係する範囲が広く、様々な原因が交差し、そして毎年新たな問題が発見される。。。

そして何よりやたら学術的な用語が多い。
例えばこれらを子供に学んでもらうには…。
また、興味の薄い人に少しでも知ってもらうには…?

子供への環境教育を少しでも進めたいと思っている私達は、新たに研究会を立ち上げる事にしました。

研究テーマは【環境問題ゲーム】。
ゲームを通じて環境問題を理解しやすくする、また楽しみの中でなぜ環境問題が起きるのか、何が問題なのかを知るのが目的です。

そして1/18にその第一回目を行いました。
第一回目のテーマは「実際にプレイして感覚を得る」です。
そして今回選んだゲームはこれ。
 モノポリーをベースにしたゲーム、「アースポリー

今回参加したメンバー5人とも初めてでしたが、結果から言うと大白熱しました。もう、大人げないぐらい。

ルールは基本モノポリーと同じで、サイコロで駒を進めて行きとまった土地(真っ赤な火山、砂漠化した砂漠、スパークリングブルースカイetc...)などを買ってゆき、お金をかけ土地を浄化して行くとそこに停まった人から高いお金を得れる、といった感じです。

まぁしかし、オモシロかった。。。















この写真がその様子を物語っていると思いますが、侮ってはいけません。楽しいだけではないんです。進行中に急に環境に関するクイズが出てきたり、地球や森などはやたら値段が高かったり、やってるうちに色々なものを覚えます。
かれこれ3時間ほどプレイしました。


ゲームが進むとこんな感じになる

結果。予想以上に楽しかったです。
みなでゲームの進行などを話し合った後、最後はこのゲーム全体を振り返り、何が楽しかったのか、どの様に次に活かせそうかを話し合いまとめました。

【本日のまとめ
・堅苦しさはなく、十分楽しめるレベルの出来。
・対象は中学生以上である。
・すべて英文で書かれているので、環境問題の単語を英語で覚えられる。もちろん日本語でも。
・中に環境に関するクイズがあるのが良い。
・競争するゲームなので集中出来る。この意識が環境意識に繋がればいいと思う。

と、この様な意見がでました。
今回の皆の感覚では、環境教育に十分活かせられるレベルだと言う事でした。このアースポリーが、と言う事では無く、ゲームを通して楽しく学ぶ、自然に頭に入るには十分“ゲーム”というツールが役立つと言う事を認識しました。
今回の研究会は自分達の仮想に対して満足する結果が得られました。

そしてこの研究会は6月まで継続的に続きます。
さて次回は。。。?



さらに高度な環境問題シミュレーションボードゲーム、
KEEP COOL」。
さてどの様な学びのあるゲームなのか、次回をお楽しみに。

追加
さて、今回遊んだ環境ボードゲーム
EARTH PORYアースポリー
ですが、現在ガイアで遊べます。また貸出しも行っております。面白そうと感じた方は是非この機会に試してみては?
借り方はカフェガイアまでお越し頂いて、メンバーのレイ(店長)に伝えて下さい。詳しい内容は用紙に記しておりますので。

では、SEE YOU SOON...






2012年11月25日日曜日

環境教育について。


皆様。紅葉が美しい季節になってきましたねー。
この頃は随分寒いですがそれでも、外を歩く誘惑に勝てず、つい長散歩をしてしまいます。

さてそんな中、来年のギリシャ渡航も近づいてきており、それについて準備をしたり調べものなどをする内にいろんな事から刺激を受ける訳です。
 
「あーっ、それ面白そう。。。」

秋の紅葉を横目に私の好奇心はボルテージハイ。
最近興味をそそられる、と言いますか大きな課題として取り組みたいと考えているのが、今さらなのですが、「教育」なのですね、はい。やはりすごく魅力と可能性を感じるジャンルです。

私たちの活動で行っているギリシャ/クレタ島でのフリースクールプロジェクト。
プローラという村で子供に環境教育を教える活動ですが、これはどこも一緒の問題だと思うのですが、ここの子供達は勉強が大嫌い。
教材を作り、教師を雇うだけでは環境教育は難しいのでは?
と言う悩みもあり最近は「学校」「教育」に関する情報に近づいていっている訳です。

で、先日11月の始め、京田辺にある「NPO法人京田辺シュタイナー学校」の学校見学に行ってきました。

京田辺シュタイナー学校

シュタイナー学校とはドイツ発祥の教育体系で、子どもの成長段階に応じて、子どもの世界を広げながら、その時期に必要なものを育てていくという教育方針です。

ここで見たこと、感じた事はあまりにも多いので割愛しますが、僕の中の「学校」「教育」という概念が大きく変わった事は確かです。

そして、大きな可能性を感じた事も確か。

「あーっ、それ面白い。。。」

広がる世界を現実に落とし込む難しさ。

これからまだまだ勉強が必要です。。。


SEE YOU SOON...


2012年11月19日月曜日

【イベント報告】クリスのスライドショウ〜Chris Irwin Slide Show "World Beneath The Waves"〜


それぞれの旅や活動の中で撮った写真をスクリーンに映し、皆に伝えたい事を話すガイアの日曜イベント。

前回からシリーズ化、今回は世界中の海でスキューバダイビングをし写真を撮り続けている陽気な旅人、クリスの番。

彼のスキューバ歴は20年以上、今までに大型のサメを始め、様々な海の生き物と泳ぎ、それをカメラに収めてきました。

彼の映像の中には動画もあり、自然のジンベイザメと泳ぐ様子などは水族館でみる生態とはまったく違う、生々しさやダイナミックさがありました。


クリス。ベテランの旅人でありスキューバの達人。

クリスはまずこう話し始めます。
「海の中の事を考えてほしい。」

「魚達はマーケットで見る姿とはまったく違う。
また、海が汚染される中で、人と魚の関係も変わってきている」


 皆で海の事について、知る。

更にクリスは続けます。

「海の中の世界は普段見る事は出来ない。
 だけど私たちの先祖は海から来ている。
 私たちの血には海が混じっている。」

お、あれはマンタ。


お酒を片手に。


 これは一体何? 答えはサメ。





素敵な写真に混じって、今の海の環境を考えさせられる写真もありました。
ダイナマイト漁によって一面吹き飛ばされた珊瑚の写真。

海の中は見えない分、この様な状況が伝わる事はあまりありません。
彼だから気付ける、伝えられる話です。

また時折映るスキューバダイビング仲間。
海賊と撮った写真。
絶景中の絶景。
彼は海を通じて旅をしている。このフィルムショウを見ていてそう感じました。


thanks a lot!! Chris!!

今回のイベントが良かったのは良い通訳が居た事です。
通訳をかって出てくれた上村 昂史さん。
前回は日本語から英語、今回は英語から日本語。おかげで沢山の方がクリスの話を楽しめました。どうもありがとうございます。

この様な感じでこのイベント日曜セッションは月に一回のペースで進めています。
ここでは話し手がテーマを選び話すのでお題は毎回違います。
通訳付きなので、話したい方も聞きたい方も是非遊びに来てくださいーッ。

あと今回分かった事。
クリスはサメを愛している。

今日も勉強にまりました。
さて次の日曜セッションは12/16です。
次回もゆっくり遊びましょう。

SEE YOU SOON...










2012年10月23日火曜日

【イベント報告】10/21 神田英フィルムショウ in cafe'GAEA

秋の日中は短いです。
昼間は暑いけど夕方にはぐっと冷え込み、夜は厚着が必須になりました。

いかがお過ごしでしょうか、皆様。

さて、先日10/21にcafe'GAEAで神田英のフィルムショウを行いました。
以前より好評で何度か行っているこのフィルムショウ、今回は環境含め国際問題を考えると言うテーマのもと、とても多国籍な感じで行われました。



今回の参加メンバーの
みなさん。







わいわい人も集まり始めた頃、神田英(ちーさん)がこのフィルムの説明を行いました。

「えー、このフィルムは宇宙を旅している感覚で見てほしい。
 何も無い時代から今の人間社会に至る、46億年の地球をストーリーに仕立てました。
 それでは始めましょう!」

最初に映し出されたのは何も無いアフリカの大地。
ちーさんのハーモニカが暗い空間に響く。
写真には人も動物も映っていない。
だんだん動物、人が映り込んでくる。
皆、思い思いに話をしながらフィルムの映像に食いついています。




あれはたしかカッパドキア。









最初はほとんどアフリカ大陸の写真。






フィルムを入れ替える
ちーさん。








途中、ちーさんのジョークが入ったりなどして、場は終止賑やかでした。フィルムの途中にぽつぽつとちーさんが環境問題について解説も行います。

「私たちには子孫達に人の住める地球を残す責任がある。」
その一言に、今の環境活動は集約されると思いますね、私も。はい。

そして写真はどんどんヨーロッパ、アジアの都市を移し始め、次第に舞台はアメリカに。最後はラスベガス、NYの摩天楼、そして自由の女神が映し出されフィルムは終了。

皆、最後はフィルムに関する感想、地球の現在の問題を話し合ってそのままいつもの飲み会になりました。
ふーっ、ちーさんお疲れさまでしたー!

東山二条にあるcafe'GAEA、いつもは賑やかなバーですが、たまにこの様な環境をテーマにしたイベントも行っています。
近くに来た際は是非よってみて下さいね。(何気に宣伝させて頂きます。)

そして最後に、もう一度。



おー、みんな良い笑顔ですね。
また次回もおまちしてまーす。




では、SEE YOU SOON...









2012年9月23日日曜日

すごい原理、第二弾 非電化冷蔵庫。

あぁ、だいぶ涼しくなってきましたね。
昔からスポーツの秋、読書の秋なんて色々言われますが、そう、何でもスタートしやすい、過ごしやすい時期と言う事なんでしょう。

私も例に漏れず、読書の秋、いや、ネットの秋に突入です。

以前、このブログであげた、「ZEER POT」。
水の気化で熱を冷やすなんてすげぇ!!と、本当に感銘を受けまして、新たにそのような電気を使わない電化製品は無い物かと色々検索を・・・。

すると。

あった。これ、すげぇぇぇって物が、ありました。
それも日本でです。さすが技術大国。

以前にもテレビなどでドキュメント番組組まれてたので、知ってる方もいると思いますが、電気を使わない冷蔵庫、第二弾、非電化工房の「非電化冷蔵庫」。




噂の非電化冷蔵庫











これ、以前のZEER POTは水が気化することによって熱を奪うと言う仕組みでしたが、この非電化工房の非電化冷蔵庫は輻射(夜に熱が宇宙に向かって放射され、温度が下がる現象)を利用しています。また、他にも4つほどの原理を組み合わせ、真夏の日々でも(正しい設置条件を満たした場合)7〜8℃にまで、冷蔵庫内を冷やす事ができます。

すごい・・・すごーいぃぃ!!

ここまで自然界の原理を利用できるなんて・・・、本当に感動しました。
そして素人な考えでアレなのですが、もっと、もっと利用出来る自然の原理ってのは、実は沢山あるのではないでしょうか?

それを正しい形で利用したなら、世界の諸問題の半分ほどは解決できます。とくにこの冷蔵庫(ZEER POT、非電化冷蔵庫)などは、発展途上国、食料保存の難しい場所でどれだけ効果を上げる事が出来るか。

この様に様々な自然を利用した、非電化電化商品などを調べていた結果、私の頭の中に確信めいた考えが出てきました。

国際社会はサボっている。
特に環境、保険関係は。

これだけ素人がネットを調べただけで、この様な技術を発見出来る。
世界の諸問題を解決するツールはそれこそ沢山あるのに、解決に一向に向かわないのは、絶対にサボっている。

利権が絡んでるとかそんなんはただの言い訳です。
だってそうでしょう、出来るのにやらなかったら誰だって怒られたでしょう。私は今だって怒られます。

それはどこも同じじゃないですか。国際問題になったから、出来ないってのは大人の世界には通じる理屈かもしれませんが、よくよく考えると通じてはいけませんよね。

シンプルな心でいる事。
それこそ本当に人が利用すべき自然の原理なのかもしれないですね。

んー今 すごい良いこと言った!!


あ、これ噂の非電化工房のサイトです。
http://www.hidenka.net/jtop.htm



ではでは、SEE YOU SOON...











2012年9月16日日曜日

優れた発明と日本在留報告。

皆様にお知らせがあります。
ご周知の通りと思いますが、私、もう暫く日本で活動を継続する事となりました。
10月3日の出発予定は暫く延期でございます。

応援して下さっている方々、申し訳ございません。
しかしフリースクールプロジェクトは着々と進めて行きます、はい。


突然ですが、涼しくなりましたね。
私もやっと寝汗をかかずに寝れる様になりましたよ。
環境活動家として、というか一人のビンボー人として、今年もクーラーを使わず夏を過ごす事に成功しました。夜でも室温35℃、湿度70パーセントを超える中、最適に過ごす方法は「鴨川に行く事」でした。

・・・それはさておき。
この間ものすごい技術に出逢いました。それは「電気を使わない冷蔵庫Zeer pot」です。

これは簡単に言うと自然に存在する冷却原理を利用し、身の回りにある物で冷蔵システムを作る。しかも暑い乾燥地域ほどよく冷却出来ると言う超素敵な発明です。




これが「Zeer pot」!!





Zeer potは1995年にナイジェリアのモハメド・バー・アッバさんと言う方が発明されたそうで、彼はこの発明によりローレックス・アワード、ワールド・シェア・アワードの2つの賞を受賞しています。

僕はこれこそ人の本当に優れた科学だと思います。

自然の原理を理解し利用する事はこれからの時代に必要不可欠ですし、何より、僕はただただ感動してしまいました。

そして夏の夜足しげく通っていた鴨川も、同じ原理で涼しかったんだなぁと思うと、これを何とか自分の部屋で応用出来ないかと思ってしまいます。

まぁ部屋の利用は無理だとしても!

これ、クレタ島では絶対使えると確信しています。
僕の超省エネルギー生活に欠かさない一品となる事は間違い無さそう。

ちなみに作り方、こちらに載せておきます。
どうぞ作って利用して下さいー。
gizmodo↓  
http://www.gizmodo.jp/2012/09/post_10795.html

はぁ!
暫く日本にいる間に勉強した事などを載せていきますので、良ければ参考になどして下さーい。
では!



SEE YOU SOON...